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投票が終了し、投票所が閉鎖されると、各投票所から、投票箱・投票箱の鍵・投票の記録などが開票所に届けられます。
開票所において、これらが間違いなく送られてきたかを点検した後に、開票開始時刻まで保管し、開票が行われます。
開票所で開票を管理する責任を負うのは「開票管理者」です。
また、開票の公平を期すため「開票立会人」が立ち会います。
これ以外にも、開票から分類・枚数計算・得票計算など開票事務を担当する「開票事務従事者」がいます。多くの市区町村では、その職員がその役割を担います。
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開票責任者 |
開票立会人 |
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選出方法 |
その選挙の選挙権を持つ有権者の中から、市区町村の選挙管理委員会が選任します。 |
その選挙の候補者や名簿届出政党等が各開票区の選挙人名簿の中から、本人の承諾を得てそれぞれ1人を定め、市区町村の選挙管理委員会に届け出ます。 届出人が10人を超えた時は、くじで10人にします。 |
具体的な職務 |
仮投票の受理不受理の決定、投票の点検、投票の効力の決定、開票結果の報告、開票録の作成、開票所の秩序維持など |
開票手続の立会い、開票管理者が行う投票の効力の決定に際しての意見陳述など |
市区町村の選挙管理委員会が定めて告示します。
市区町村の選挙管理委員会が定めて告示します。
開票開始時刻になると、開票管理者は、開票立会人が3人以上いること、全ての投票箱を受領していることを確認し、開票の宣言をして投票箱を開きます。
仮投票、不受理または拒否の決定を受けた不在者投票を調査し、その投票の受理・不受理を決定します。受理と決定した仮投票等は、封筒から取り出し、一般投票と混ぜ合わせます。
各投票箱の投票を一緒に混ぜ合わせた上で、それぞれの投票の効力(有効・無効)を決定し、各候補者(または政党等)別に得票を計算します。
投票の点検が終わると、