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ペットの災害対策

更新日:2022年2月10日更新

ペットの災害対策(飼い主の皆さんへ)

ペットの避難について

災害時にペットを避難させる方法には「同行避難」と「同伴避難」があります。
「同行避難」とは、災害時に飼い主が飼育しているペットを同行し、避難所まで安全に避難することです。避難所において人とペットが同一の空間で居住できることを意味するものではありません。それに対して、「同伴避難」とは、避難所において人とペットが同一の空間で居住できることですが、多くの人が集まる避難所には、動物が苦手な人もいれば、動物アレルギーを持っている人もいる場合があることから、市では「同伴避難」は想定していません。
また、どのような状況下においても必ず同行して避難しなければいけないというものではありません。自宅が安全であり、定期的にペットの世話をするために戻れる状況にあるのであれば、避難所に連れて行かないということも選択肢の一つです。ただし、その場合も、毎日の食事と健康状態の確認が大切です。
なお、「同行避難」できる動物は、犬や猫等の愛玩動物です。大型の動物や危険な動物、特別な管理が必要となる動物については、避難所での受け入れが困難です。飼い主は、万一のときの預かり先を確保しておくことも大切です。

ペットの災害用備蓄品リスト

避難所にはペットの災害用備蓄品はありません。
ペットの災害用備蓄品の準備は、飼い主の責任でお願いします。
(環境省:「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」より抜粋)
優先順位1 常備品と飼い主やペットの情報
● 療法食、薬
● フード、水(少なくとも5日分[できれば7日分以上が望ましい])  
● 予備の首輪、リード(伸びないもの)
● 食器
● ガムテープ(ケージの補修など多用途に使用可能)
● 飼い主の連絡先とペットに関する飼い主以外の緊急連絡先・預かり先などの情報
● ペットの写真(携帯電話に画像を保存することも有効)
● ワクチン接種状況、既往症、健康状態、かかりつけの動物病院などの情報

優先順位2 ペット用品
● ペットシーツ
● 排泄物の処理用具
● トイレ用品(猫の場合は使い慣れたトイレ砂)
● タオル、ブラシ
● おもちゃ
● 洗濯ネット(猫の場合)など

ペットの管理としつけ

《身元表示》
突然の災害に驚いてペットが逃げ出してしまい、飼い主と離れ離れになってしまう可能性もあります。はぐれてしまったペットが飼い主の元に戻れるよう、迷子札など身元の分かるものをつけておきましょう。
《健康管理》
避難した先では多くの動物が集まり、自分のペットが他の動物と一緒に過ごすことになるかもしれません。また、慣れない環境で過ごすストレスから体調を崩すこともあります。感染症の蔓延を防ぎ、ペットの健康を守るためにも日頃からの健康管理が重要です。体を清潔に保ち、狂犬病予防法により義務付けられている狂犬病予防接種や混合ワクチンのほか、寄生虫の予防・駆除を行いましょう。
《しつけ》
避難所には多くの人や動物が集まります。普段接しない人や動物がいても興奮しないよう、日頃からしつけを行いましょう。
また、避難所では、ペットはケージ等の中で生活することが考えられます。こうしたことから日頃からケージ等に慣れさせておきましょう。

参考資料

環境省が作成したペット動物の災害対策パンフレットです。
災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>の英語版です。

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