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特定外来生物「ヒアリ」、「アカカミアリ」にご注意ください

更新日:2022年1月26日更新

特定外来生物「ヒアリ」、「アカカミアリ」について

特定外来生物である「ヒアリ」は平成29年6月9日に兵庫県で確認され、その後国内各地で確認されています。
非常に強いアルカロイド系の毒を持っており、極めて攻撃的で刺激を与えると毒針で刺される場合があります。
愛媛県内でのヒアリ確認事例はありませんが、全国でのヒアリ確認事例は18都道府県、84事例(2021年12月時点)になります。

「アカカミアリ」は、ヒアリと同じくトフシアリ属のアリで、ヒアリに比べると毒は弱いですが、刺されると非常に激しい痛みを覚え、水疱(すいほう)状に腫れます。愛媛県内では平成29年7月に四国中央市で初めて確認され、その後松山市や新居浜市でも確認されています。

ヒアリの特徴

  • 体は、赤っぽくツヤツヤしており、お尻は暗めの色。
  • 大きさは2.5mmから6mmとバラつきがある。
  • 草地・裸地に土で直径25cmから60cm、高さ15cmから50cmのアリ塚(巣)を作る。
  • 胸部にトゲがなく、華奢な体型。
  • 攻撃性が強く、刺激するとお尻の毒針で刺される場合がある。

ヒアリ
出典:愛媛県生物多様性センター

アカカミアリの特徴

  • 赤茶色のアリで体表にツヤがある。
  • 働きアリの大きさは2.5mmから6mmと色々な大きさのアリが混在する。
  • 胸部にトゲがなく、華奢な体型。
  • 働きアリに頭部が肥大した個体が混在する。

アカカミアリ
出典:愛媛県生物多様性センター

もし、「ヒアリ」や「アカカミアリ」を見つけたら

ヒアリやアカカミアリと疑われるアリを発見した場合は、以下の対応をお願いします。

  • 生きた個体を素手で触らないでください。
  • 市販のアリ用殺虫剤で駆除が可能です。
  • 万が一、ヒアリと疑われるような個体を見つけた場合には、環境保全課、または愛媛県生物多様性センターにご連絡ください。
    愛媛県生物多様性センター<外部リンク>

もし、「ヒアリ」や「アカカミアリ」に刺されたら

ヒアリやアカカミアリの毒に対する反応は人によって大きく異なります。刺された直後20分から30分程度は安静にして、体調の変化に注意しましょう。
なお、急激に容体が変化する場合は、すぐに病院に行きましょう。
受診の際には、「アリに刺されたこと」、「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応)の可能性があること」を伝えてください。

症状

軽度:刺された時に激しい痛み。その後、かゆみ、膿が出る。
中度:数分から数十分後に部分的、または全身にかゆみを伴うじんましんが出る。
重度:数分から数十分後に呼吸困難、血圧低下、意識障害(アナフィラキシー症状)