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特定外来生物「セアカゴケグモ」にご注意ください
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更新日:2025年10月10日更新
特定外来生物「セアカゴケグモ」について
県内他市町において、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが確認されています。セアカゴケグモは自動車や資材経由で移動分散することが多いことから、東温市内でいつ初確認されてもおかしくない状況となっています。
特徴
- メスの成体は体長約0.7から1cmです。
- 全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に赤色の縦帯の模様があります。
- メスはα-ラトロトキシンという神経毒を持っています。
- 攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあります。
(出典:愛媛県生物多様性センター)
生息場所
- 日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に巣をつくり、繁殖します。
(例)自動車、プランターの底、庭に置かれていた靴の中、公園のベンチの裏、墓石のすき間など - 屋外に置かれていた傘、衣類、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性があります。
もし、「セアカゴケグモ」を見つけたら
セアカゴケグモと疑われるクモを発見した場合は、以下の対応をお願いします。
- 環境保全課(089-964-4415)、または愛媛県生物多様性センター(089948-9678)にご連絡ください。
愛媛県生物多様性センター<外部リンク>
- 咬まれると激しい痛みや腹部痙攣を生じさせるため生きた個体を素手で捕まえたり、さわらないようにしてください。
- 駆除するには家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、靴で踏みつぶす等の物理的な方法があります。
- 周囲にも潜んでいたり、卵がある可能性があるので、よく確認するなど注意してください。
もし、「セアカゴケグモ」に咬まれたら
- 咬まれたときは、すみやかに医療機関にご相談ください。
- 重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
- 咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へご持参ください。
症状
- 咬まれた箇所に針で刺されたような痛みが生じ、熱感などを伴うことがあります。
- 通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、まれに脱力、頭痛、筋肉痛などの症状が出ることがあります。
- 重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます。
- 国内の咬傷例で、死亡例は報告されていません。