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水質がおかしいと感じたら
水道水が塩素(カルキ)くさい
水道水は、塩素によって消毒することが法律で定められています。そのため、浄水場では全ての蛇口で残留塩素濃度が0.1ミリグラム/リットル以上となるように塩素を注入しています。地域や気候によっては、塩素のにおいが強く感じることがありますが、そのにおいは細菌を殺す消毒用の塩素のにおいです。これは異状ではなく水が安全であることの証明ですので安心してお使いください。
水道水が白い色をしている
透明のガラスコップに水道水を入れ、数分間そのままにして透明になった場合には、水道管内の空気と混じりあって白くなったものです。水道工事等によって断水し、通水を開始したときに見られます。この場合、飲用等にまったく問題はありません。安心してお使いください。しばらく出し続けても改善されない場合には、上下水道課(964-4416)までご連絡ください。
赤い水がでる
赤水がでるのが1軒だけのときは、給水管が古くなって錆が発生し、朝など水を使い始めたときに水の流れが変化して錆が出てきたと考えられます。このような場合、朝一番の溜まっていた水は雑用水としてとして利用してください。しばらく出し続けても改善されない場合は、古くなった給水管などを取り替えてください。
赤水が広域にわたりでる場合には、配水地や配水管の工事や断水などで水の流れが変わったことが原因だと考えられます。しばらく出し続けても改善されない場合には、上下水道課(964-4416)までご連絡ください。
水道水で氷を作るときや、氷がとけた後に白いものが残る
水道水の中に含まれているミネラル分(カルシウム・マグネシウムなど)が、濃縮されて残ったものなのでご安心ください。
鍋・やかんなどの内側が水道水を使っていると白くなる
使用している鍋・やかんなどがアルミニウム製の場合は、露出したアルミが空気中や水中の酸素と反応して、酸化アルミニウムとなったものです。酸化アルミニウムは水に溶けずはがれにくいのでご安心ください。また、アルミニウム製でない場合は、水道水の中に含まれているミネラル分(カルシウム・マグネシウムなど)が、残っただけですのでご安心ください。この場合、こまめに洗ってください。