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7月は、「”社会を明るくする運動”強調月間」、「”再犯防止”啓発月間」です!
"社会を明るくする運動"とは
すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動で、昭和26年の開始から今年(令和7年)で75回目を迎えます。
今年も市では、7月の社会を明るくする運動強調月間に合わせ、各種啓発活動を行い、本運動を推進します。
第9回“社会を明るくする運動”東温市大会を開催します
第9回”社会を明るくする運動”東温市大会が、下記の日程で開催されます。
どなたでも参加できますので、たくさんの方の参加をお待ちしています。
開催日時
令和7年7月23日(水曜日)10時00分〜11時45分(受付9時30分〜)
開催場所
東温市川内公民館大ホール
開催内容
10時00分 開会
委員長挨拶
内閣総理大臣メッセージ伝達
来賓祝辞
来賓紹介
中学生意見発表
重信中学校 1名
川内中学校 1名
11時00分 講演会
講師 島田 博司 氏(松山刑務所 矯正処遇調整官)
演題 「拘禁刑の創設に伴うこれからの矯正施設について」
11時45分 閉会
※進行の都合により時間が多少前後する場合がありますが、ご了承ください。
"再犯防止"とは
犯罪や非行をした人が社会に戻った後、再び罪を犯さないように指導し、更生を支援することです。
日本では、罪を犯した人のおよそ半数が、過去にも罪を犯したことのある人(再犯者)となっています。安全・安心な社会を実現するためには、罪を犯した人が再び過ちを繰り替えすことなく、再び社会の一員となれるよう支援することが重要であり、そのための取り組みが「再犯防止」です。
地域のチカラが犯罪や非行を防ぐ
テレビや新聞では、毎日のように事件(犯罪)のニュースが報道されていますが、安全で安心な暮らしはすべての人の望みです。犯罪や非行をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。取り締まりを強化して、あやまちを犯した人を処罰することも必要なことです。しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもまた、とても大切なことなのです。
立ち直りを支える家庭や地域をつくる。そのためには、一部の人たちだけでなく、地域のすべての人たちがそれぞれの立場で関わっていく必要があります。”社会を明るくする運動”や”再犯防止”の取組みを通じて、犯罪や非行のない地域をつくるために、一人ひとりが考え、参加するきっかけをつくることを目指しています。
身近な関わりから
運動は、身近な関わりから行えます。
例えば、地域にて犯罪や非行から立ち直ろうとしている人に対して偏見を持たず、温かく見守ったり、地域で孤立していそうな人がいたら、挨拶や声を掛けてみたりするなど、犯罪や非行からの立ち直りへの理解や、孤立する人が犯罪に陥ることを防ぐきっかけとすることで、一人ひとりが少しずつ運動に関わることができます。
地域全体で立ち直りを支え、再犯を防止することで明るい地域社会を推進しましょう。