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百日咳が流行しています

ページID:0028426 更新日:2025年6月27日更新

百日咳が流行しています

 現在、全国的に百日咳の患者数が増加しています。
 マスクの着用や咳エチケット、石けんによる手洗いや手指のアルコール消毒を心がけましょう。
 特に乳児は重症化しやすいため、5種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ感染症)の定期接種の対象となる生後2か月に達したら、速やかに予防接種することをお勧めします。

百日咳とは

 百日咳は、「百日咳菌」の飛沫感染による急性気道感染症です。
 乳幼児では特に重症化しやすく、咳による無呼吸発作や肺炎、けいれんなどが起きることがあるため、特に注意が必要です。
 また、典型的な発作性の咳症状がみられない場合もありますが、感染が疑われる場合には早めに受診しましょう。

【潜伏期間】
 7~10日程度(最大3週間)
 潜伏期間は無症状であることが特徴です。

【症状】
 長時間持続する咳、発作性けいれん性の咳(顔を真っ赤にしてコンコンと激しくせき込み、ヒューと音を立てて息を吸う発作)が特徴です。

【経過】
 経過は3期に分けられ、風邪のような症状で始まり、次第に咳が激しくなるカタル期(2週間程度)、発作性けいれん性の咳がみられる痙咳期(2~3週間程度)、徐々におさまる回復期(2~3週間程度)とされています。

【感染経路】
 咳やくしゃみなどの飛沫感染、ウイルスがついた手指や物品による接触感染です。
 
【感染力】
 発症から約3週間は感染力があり、特に初期は感染力が強いです。

【感染対策】
・マスクの着用などの咳エチケットを心がけましょう。
・石けんによる手洗いや手指のアルコール消毒をこまめに行いましょう。
・定期予防接種(5種混合)は百日咳の発症と重症化を防ぎます。
・免疫は時間とともに低下するため、中学生や大人も発症することがあります。特に乳児に接する家族や保育関係者は、自身の咳に注意し、必要に応じて医師に相談してください。

【出席停止期間】
・第2種学校感染症に指定されており、園児・児童・学生は特有の咳が消失するまで、または5日間の適切な抗菌薬治療が終了するまでは出席停止となります。

現在の流行状況


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