市議会の役割

市議会と市長

　市民が安心して快適に暮らしていけるように、市政をどのように運営していけばいいのか、市民の意見が十分に反映される必要があります。しかし、市政の運営について、市民全員が集まって話し合って決めることは難しいため、「市議会議員」と「市長」を選挙で選び、それをゆだねています。

　この制度のことを「二元代表制」といい、市議会のことを「議決機関」、市長をはじめ、教育委員会、選挙管理委員会等の行政委員会及び監査委員を「執行機関」といいます。

　市議会と市長は、独立・対等の立場で市政を担う「車の両輪」のような関係にあり、互いのけん制と調和によって公正な行政を確保し、市民の意思を尊重した、より良い市政の実現を目指しています。

　市長は、予算案や条例案など、市政を運営する上で重要な事柄について、市議会に提案します。

　市議会は、それらについて審議し、議決します。市長は、市議会の決定に基づいて、市政を実行していきます。